昨晩は11年振りの
「皆既月食」で、私も何時に無く目が堅く11時前に外に出て夜空を見上げると、真上に半分以上掛けた月が見られた。夕方家内との買物帰りには満月であったが、この時間では三日月状態であった。
家内は既に眠っていたが、急遽私が長女のところの中2の孫に電話し、月食のことを話すと携帯電話を持ったまま夜空を見上げてかくにんしたようであった。またその後次女ところの中1の孫にも連絡しようとしたが、番号登録をしておらず、娘に電話をして見ておくように告げておいた。別に大そうにしなくても良いのであるが、11年振りとか、次は3年後であっても天候次第では見られないのだから、折角のチャンスを無駄にする事はナイト無いと思った次第である。それぞれ外孫であるから、その家の祖父母もおられるから厚かましくしなくても良いのであるが、どうもお節介焼きかもしれない。そのような電話をしていたら、家内が起きて来て見てみると玄関口に出た。11時を回っていたので、皆既月食直前の移り変わる様子が肉眼でもはっきり見受けられた。直後は薄暗いボーっとした明るさの月であった。周辺の星が燦燦と輝いていたのが印象的であった。
再び明るさが見えるのは50分後からで、満月に戻るのは1時過ぎとのことで、寒さのため部屋に戻った。家内は元に戻るところを見ないといけないと言いながら、寝てしまった。寝床に入ってから年よりも孫も同じ月を同時に見ているということは素晴しいことだと思った。ふと長男の14階のマンションからの夜景はどうなのか聞いて見たくなったが、遠慮して寝入ってしまった。