机の周りに読みかけの本や句集などが積まれてある。年末から同じ状態のままである。自費出版の本や句集ばかりである。中には本と言うよりパソコンで印刷してそれを綴じ紐で綴った小説もある。どれも詠み差しで集中読めば残り1時間ばかりで詠み終える程度である。あれこれ読んでみたい気になり集中した詠み方をしていないためである。
新聞の書評などからも、読んでみたい本も多くあるが、これ以上だと中途半端になってしまい益々読みさしの本が増えるので控えている。しかし年末の会社の広報で珍しく書評があったので、昨日のお昼の休憩時間に駅の本屋に出向いて買って来た。検索機でその本の場所を検索すると残り一冊が男子文芸書の書架に有ると表示されていた。
「ハロワ!」久保寺健彦著集英社刊である。早速昨晩から読みかかったが、私達の会社を舞台に、民間から転職して来られた若い相談員の奮闘振りを紹介されていた。私達と同じ職業紹介の模様を詳細に描かれてあり、大いに共感できるものであった。
読み始めたばかりであるが、258頁こればかりは読破しておきたいと思っている。また最近電子書籍の記事も良く見かけるようになって、こちらも少し興味を抱いている。書籍の購読より安くつくようで、かさ張らずどこでも見ることが出来るようなので、手軽で良い。これに辞書機能を付加できれば買ってみようかなとも興味を抱いているところである。