土曜日は会社休日であったが、3月末の定年退職に伴う最初の就職活動チャレンジを行った。姫路市の男女共同参画推進センターの非常勤嘱託員の採用試験に応募して、この日の9時から筆記試験と面接試験が行われた。若干名募集のところ22名が応募された。その内男性は私を含めて4人のようだった。
9時5分から筆記試験が60分間あった。試験案内では課題について800字程度の作文と書かれているので、てっきり「男女平等についてあなたの考えを述べよ」というような原稿用紙が配布されての作文と思っていたが、全く予想が外れていた。
1.相談員の心構えを3つ書いて説明して下さい。
2.「DV」について5つの項目を上げて述べてください。
3.DVを無くすにはどうすれば良いですか
という質問であった。解答用紙はレポート用紙が3枚あった。予想とは大きく違っており、DVについても専門的な知識もなく、甘くみて応募したことを悔やんだが、何とか常識の範囲で書き込んだ。
続いて5分間の面接があった。控え室でお隣になった女性と、5分間でどれだけ見分けがつくのだろうと雑談をし、自己紹介で終ってしまうのではないかと話していた。
私は8番目だったので、開始してから40分程してから係員が呼びに来られて、隣の会場に入った。面接官が3人おられ、入口にはタイムキーパー役が筆記をされていたようである。履歴書は提出しなかったが、それに変わる所定の申し込み書のコピーが配られ、役割を決められてそれぞれ一つ質問された。中には「相談員を希望されておられますが、これまで男性の該当者が居られず、女性相談員ばかりでしたが、女性が男性に相談するとして、その点はどう考えておられますか?」との質問に、暗に男性シャットアウトを宣告されているように受け取ったが、私としては女性の就業支援に力を注ぎたいと訴えたが、果たしてどうだろう。2月中旬に発表があるようである。