いつも通勤のカーラジオで朝日放送の
「おはようパーソナリティ道上洋三です」を聞いているが、今朝の話題に「おれおれ詐欺」のことが取り上げられていた。
「ひったくり犯罪」のワーストナンバーワンの悪名高い大阪が、なんと「おれおれ詐欺」の被害では一位の東京の千分の一だそうだ。犯罪多発の東京と肩を並べる大阪にとって奇跡的な数字だそうである。
日常が漫才の生活となっている会話から、ボケと突っ込みが生まれ、突込みがないと「おいおい何を言わせるんや、止めてんか」と相手をせかす気質からか、「正味なんぼ」の風土が生まれてきたのだろうか。商人の町であるから、値切ることは当たり前のことであるから、「俺や俺や」と言っても「あんたどなた?」の返答をするだろうし、警察や弁護士に成りすましたりしても、示談金や解決金の振込み要請にも、「もっとまけてえな」と言いかねない社会である。このニュースを聞いて、さすが大阪人、やはり大阪人と妙に感心してしまった。
また一つ大阪の気質を表すネタが生まれたようである。