昨日で実質勤務終了した。明日も出社はするが途中退職手続きや挨拶で本庁へ行ったり、午後からは新会社の辞令交付等があるため最後の年休を入れている。
3年勤務したが、矢張りこの2年間が実に面白い体験をさせてもらった。キャリアアップという雇用対策の上に作られた個別支援対策、それもフリーターやパートの非正規従業員を正社員の雇用に結びつけるお手伝いである。最初は従来からあった保険受給者の早期就職支援の「サテライト」に加わり、保険受給でない一般の方を対象に行っていたが、この一年間は「キャリアアップ」として独立して、自主開拓した支援希望者の対応と一般窓口業務を平行した業務を行っていた。サテライトでは支援者限定であるから時間的に余裕を持って対応が出来るが、キャリアアップでは個別支援の合間に一般窓口も対応しなければならず時間的に追われことが度々である。
その結果サテライト時は個別支援者が年間96人を抱えて63%の就職率であったが、キャリアアップでの個別支援者は47人の54%となって目標の60%には達しなかった。しかし個別支援者は半減しているが年間1000人を越える一般窓口の対応を行った。本庁では恐らく数の上からは4倍近くになるであろうが、個別支援は無いので達成感はどうだろう。またサテライトは一般窓口の対応はしていないので送り込まれる人によっての就職率は変化してくる。
このように見てくると、あれもこれもとさせてもらったことに感謝したい。また一緒にキャリアアップを二人で最初から取り組んで来たU女史には厚くお礼をいっておきたいと思っている。