昨日はGWの連休後半の最初の日であった。朝10時過ぎに入院中の家内の外出許可が下り病院へ迎えに行った。既に外の歩道で待っていた。特に予定はしていなかったが、そのまま娘の所に立ち寄って5歳と3歳のチビを連れて帰宅した。
家内の気分転換になるだろうと連れ出したのであるが、孫達は喜んで、早速テレビゲームを出して来て遊んだり、プラモデルを組んだり、大きなブロックを出して来たりと部屋中が一遍に戦場と化した。二人は一緒に遊んでいるかと思えば、ブロックの取り合いをしたりと、賑やかなことこの上ない。
家内はお弁当を早速作り出した。手際良くご飯を炊き、冷蔵庫に入っている具材を使ってオカズを作ったり、孫達が遊んでいる間集中していた。私は孫達のするがままを見ていた。娘は送り出す際に「大変やで」と言っていたが、これらを見ていると育児も大変であることがわかる。暫くすると娘が様子を見にやって来た。「お利口にしていますか?」との質問に、「ハーイ!」と二人共一緒に声をそろえていた。
暫くすると、弁当が出来上がり近くの公園に行くことにした。初めての公園が良いだろうとのことで、市川ランプ南側の飾磨の
「高浜総合公園」へ行った。お昼はとっくに過ぎていたが、車から降りるなり二人は駆け出して大きな滑り台へと向かった。私は車から弁当の入った手提げ袋を持って、ベンチを探した。大きな公園でフェンスの向こうには野球が2面取れるグランドがあり、子供野球の対戦中であった。小さな子供を遊ばせるには安心な場所である。
兄の方が、少し遊んでお腹が空いたのかベンチに腰掛けて食事をしようとしていた。下のチビは松ボックリと言って何かの実の丸い殻を拾っていたが、直ぐに止めさせて手洗いをさせて食事をした。上の兄は「美味しい」と言って大きなおにぎりをほおばっていた。チビも負けずに片手におにぎり、もう一方にウインナーを串にさして足をぶらぶらさせながら食べていた。
久し振りの屋外での食事は美味しいものである。食事中も前の遊具は子供達が歓声を上げながら遊んでいるのを兄はジッと見ていたようである。そして終わるや否やサッと走って遊具の所へ飛んで行った。そんな兄の姿を見て、チビも「もう入らない。ごちそうさま」と言って兄を追っかけて行った。
兎に角休憩をしない。興味があれば一目散に走って行く。チビは兄を追っかける。落ちている木の枝は弟武器となり、今度はそれを振り回して兄を追っかけるの繰り返しである。屋外であるから物音や歓声は消えてしまっているが、これが家の中であれば大変なことであろう。
少し遊ばせてから戻ったが、今度は家に帰らないと親を困らせていた。これは兄達が皆経験して来たことで、中3の兄も丁度練習から帰って来ており、ユニフォーム姿で車から連れ出そうとしたが拒否されていた。結局母親が何かDVDを見ようと誘い出して納得したようで、一件落着であった。久し振りに小さい孫を相手にするのは疲れるものであった。