今朝の新聞に大学生の
就職先ランキングが出ていた。理系男子ではデジタル家電が好調な松下電器産業が初めて、理系男子の首位となった。昨年は5位だったそうだ。
文系男子は、三菱商事が首位で、2位は三井物産。この組み合わせは3年連続とかで、商社人気が続いている。文系女子の首位は東京海上日動火災保険で、今朝のラジオでは「スマップ」のCM人気ではないかと言っていた。理系女子の首位はロッテで、まさかここでも「ヨン様」ブームではないとは思うがどうだろうか。
どの企業も誰しもが知っている企業である。中小企業や零細企業にとっては頭を下げても人が来てくれないところもあり、実に羨ましい限りである。「寄らば大樹の陰」では無いだろうが企業が伸びるのもそれなりの環境があってこそ有能な人材が集まるのであって、正しく「桃李もの言わざれども下おのずから蹊を成す」の例え通りだとおもわれる。
しかし中には、起業家精神で独立を目指す学生もいるだろうし、親方日の丸の公務員志望の学生も大勢いたり、家業を継ぐ学生も多数いるので記事には驚かない。
永く人事を担当していたものにとっては、賃金や福利厚生、実力の成果配分等これらの企業には自社に無い制度などが有るので、それらの情報を収集して比較分析していくことが先ず大切なことだと思う。