当地では17日(火)に梅雨明けとなったが、週末も戻り梅雨のような曇り空で、大雨警報が発令されたが雨は小降りで夕方には解除された。このところ警報発令が度々となっている。それでいて大した被害は無いのだから、市民にとっては警報発令が「オオカミ少年」の話になってしまわないかと心配してしまう。「狼が来た!」と羊飼いの少年が度々嘘をつき、しまいに本当の狼が来た際には見向きもされず、羊を全部たべられてしまうという話である。
警報発令が嘘と言っている訳ではない。度々の発令に緊張感がマヒしてしまうことが怖いのである。護岸工事や過去の災害経験から学んだ対処の仕方を参考に万全を期して頂きたいと願っている。
一か月ほど前に今年初めて蝉の鳴き声を聞いた。単発で直ぐに鳴き止んだ。「アレッ今の音蝉の鳴き声と違うか?」と家内に確認した。最近聞こえて来るようである。しかし日中は家に居ないのでわからないが、真夏の蝉しぐれとまでは至っていない。今週は真夏日がつづくようである。それと呼応したのか朝から蝉の鳴き声がしている。あちこちで鳴き出したようである。今も庭木で鳴いていたので鳴き声の方を見るとクマゼミが樹を昇っていた。恐らく孵化したばかりの蝉ではないだろうか。地上の短い命の始まりである。暑さに比例して庭にも小さな蝉穴が見られることであろう。ここまで書き綴ると再び蝉が鳴き出した。今度は集団と成って来た。今日の暑さを予想するような騒がしい音である。