昨晩の風呂に薬用入浴剤を入れて入り温泉気分に少し浸った。白浜温泉と書いてあった。
同地の温泉は行ったことがないが、入浴剤は薄いブルー色であった。香りも良くいつもと違って長湯してしまい、スッカリ湯で上がってしまった。
単純なもので、チョッといつもと違うとなれば、カラスの行水と言われれる程短い入浴時間が、茹蛸のように赤くなるまで入っているのである。
温泉では、露天など湯に足腰を入れての一服もするが、家庭風呂ではステンの湯船のヘラに腰をかけるでもなく、ひたすら浸かって汗を掻くだけである。足腰を伸ばすとなると家庭風呂では出来ないので、矢張りゆっくりするのであれば、温泉や銭湯に行かないと駄目だ。
しかし、薬用の入浴剤の効能からすると、家庭でも温泉同様の入浴効果は得られるようであり、施設などの共同浴場の大きな浴槽であれば、温泉に行かなくても入浴剤でそれなりの気分を満喫できるのではないだろうか。
家庭風呂となると、湯もそんなに贅沢に使えないし、湯を注ぐと薬を希釈している訳だから薄くなって、効能が薄れることになる。一定の効果を求めるのであれば、どうしても温泉、それも循環式で消毒されたものでなく、かけ流し式の温泉に行かないと駄目だ。
こう思っていると、また温泉に行きたくなったてきた。