今日から夏の高校野球が開幕される。地元兵庫県は滝川第二高校が代表校である。健闘を期待したい。早々と姫路方面の高等学校が姿を消してしまったので、興味も半減してしまった。今朝の新聞に滝川のメンバーの出身校が記載されてあり、姫路からも3選手が入部していた。恐らく寮か下宿でもしているのであろう。県内ながら野球留学をしているようである。
昨日の夕方のニュースで長野県代表佐久長聖高校の監督のことを取り上げていた。この学校は駅伝では常連校で名前は知っていた。野球の方では知らなかったが、PL学園を率いて甲子園経験のある監督を迎えての出場である。この監督さんは熱心の余り部員に鉄拳を振るって辞職されたものである。その後社会科の教員をされておられて、長野へ単身赴任をされておられるというもので、早朝6時からの練習に立ち会い、帰宅が12時を回ることもあると報じていた。
では食事や、洗濯など身の廻りは何時するのだろうと思い、また生徒も同様にそんなに長時間練習をしているのだと気付かされた。そこまでしないと甲子園に行けない努力は言うのは簡単であるが、並大抵ではない。まして単身赴任や、親元離れた生徒達も苦労は大変であろう。
有名校であれば、それなりの待遇もあるであろうが、公立校ではそうもいかないだろう。野球の技量以外の総合力でも甲子園の道は遠くて大変な道のようである。選手達は炎天下で身体を鍛えて来ているが、にわか応援団の人はくれぐれも熱中症に気を付けて下さい。選手は管理下にあって給水指令もあるが、応援団は自己管理、自己責任ですから。