長い夏休みも終わり学校に子供達が戻って来て1週間が過ぎた。近くに母校の小学校や中学校があるが、子供は矢張り学校が良く合うようで、それも運動場が似合っている。通勤時にそれらを見ながら通り過ぎているが、上級生は朝から人気のドッジボールを校庭の真ん中で先生も加えてやっている。若い男子の先生も手加減せずキツイボールを子供に向って投げている。さすが6年生だと身軽にかわしたり、うまくキャッチして反撃しているようである。
先日も通りすがりにラリーが続いていたので、思わず自転車を止めて見入っていた。フェンス近くに転がって来たボールを追っかけて来た子供を見ると、孫だった。思わず声掛けをするとビックリしてこちらを見てニヤッと笑いながら手を上げて来た。こちらも手を振ってからその場を後にした。
例年だと運動会の練習を行っているが、この学校は春に済ませているので夏休み後はゆっくりしている。この残暑の中では体力的にも厳しいだろうから正解かも知れない。しかし孫が通学している他の小学校では今月の運動会である。また兄達が通っている中学校も例年通り今月の運動会である。
子供達が運動に活発だと運動場には草は生えない。昔高等学校に求人に行った際に運動場に草が茂っていた。芝生を植えているのではなく草が自然に生えているのである。聞けば野球もサッカーも初戦敗退するようなチームであると言われていた。運動場を見ればその学校のスポーツ度が計れるというものである。
校庭の隅には鉄棒やウンテイに低学年の子や女子が遊んでいる。さすがこの当たりは雑草が見えるが、そのうちにこれらの草も元気な子供達に踏み固められてしまうだろう。