昨日は指定休日であったので、朝から安富冠句会11月分の地巻入力を済ませ、家内に手伝ってもらいパソコン入力分と応吟紙の投句数の確認をしてから、全句を並べ替えて印刷終了した。お昼から「ホーム温泉」の香寺荘に出かけた。平日の為ゆっくり浸かることが出来た。
この日はお昼前から急に風がつよくなり木枯らしが吹き出した。露天温泉に入るためにドアを開けると風も吹いており大変寒かった。慌てて湯に浸かったが、ここは37度しかなく表示にも20分以上浸からないとポカポカしないと書かれてあり、何時も30分は入っている。
私がこの温泉の看板である露天の炭酸風呂に浸かった際にいつも思っていることがある。アンケート箱でもあれば改善を入れるのであるが、屋外の庇に付けた換気口の騒音が大きいのである。年がら年中大きな音をさせている。これの消音か取り付け位置を変えてもらいたいのだ。折角珍しい竹藪に囲まれた露天風呂で、枯れた竹の葉っぱが湯舟に落ちて来ている。つい先日までは周囲に蚊取り線香が焚かれていた。室内にも蚊取り線香が置いてある。竹藪の中にあるのだから仕方がないことである。家庭の風呂では有り得ない光景である。それも良しである。しかし風が吹いて竹藪が揺れる音や葉のこすれる音など小さな鳥や虫の音が換気口の音で消されているのである。
皆さん諦めておられるのだと思うが、折角竹取の湯を標榜されているのであるから、もっと細やかな配慮があっても良いのではないかと思われる。この日は木枯らしが吹いているので竹藪が大いに揺れていた。途中で小さな子供連れが入って来たが、子供は風が竹藪を揺らす音に少し怯えて父親の方に近寄っていた。こんな日も有れば風の無い静かな木漏れ日の差し込む日もあるのである。