昨日は孫の音楽会の掛持ち予定をする予定であった。小学校6年生の孫が二人いて、それぞれ違う小学校に通っており、この日の音楽会が小学校最後のものであった。当初は前半と後半で分けて見れば良いと甘く見ていたが、プログラムを見て、出演が同じ時刻に重なっていたので、どちらかを絞ることとした。二人が分かれて見に行くことも考えたが、結局二人して次女のところの孫の方へ見に行くことにした。長女の方はこれまで良く泊まりに来たり、野球の観戦をしたりしていたが、次女の方は最近は空手の観戦にも行っておらず、本人がかねてから音楽会での大太鼓を希望していたようで、他の楽器では集団演奏で目立たないが、大太鼓だと一人で演奏するので格好良いというものであった。結構希望者がいるので、リズム感のテストを行って決めたようである。目出度く選ばれたので、その演奏を楽しみに出かけた。長女の方も太鼓を希望したようであるが選考に落ちてピアニカ演奏と言っていた。
既に演奏会は始まっており、途中の入場は制限されており、一年生の演奏をドアの外に設置したモニターで見て、終了と同時に入場し、孫の出番の一つ前の4年生の演奏から見た。終了後6年生の出番で、孫も入場して最後列に並んでいたが、ガッチリした体格に見える、最初にコーラスを行い、引き続いてリコーダー奏が有り、期待の合奏は聞いたことがある「ラデツキー行進曲」の演奏であった。指揮を取られた先生は観客に手拍子を求められ、会場と演奏が一体化する楽しい演奏であった。大太鼓のテンポの良いリズムも演奏を盛り上げ失敗も無く良かった。
学校教育では矢張り一般教育だけでなく、こういった音楽や体育、美術等広範囲な教育を学ぶべきだと思われる。特に集団で一つのことを協力し合って成しとげることは、和の精神にもつながり、正しくメンタルハーモニーの醸成になると確信している。