昨日の朝刊は休刊日であったので、朝からワイドショー等を見たりして朝食後を過していた。「新聞無いから暇やろう。一寸手伝って欲しい」と家内からの催促であった。
前日に農協で購入した渋柿を家内は干し柿にすべく剥いていたのであるが、屋外に吊るす手伝いの依頼があったのである。屋根付きの洗濯物干し場の竿竹に、既に剥いた柿を紐に5,6個ずつ結わえてあり、唯少し高い所に結びつけるだけの簡単なことであった。6本で約30個ほどの吊るし柿が朝日に照らされて明るく光っていた。
このままでも食べられそうな色合いであるが、渋柿であるからこれからの北風に晒して甘味がでてくるのであろう。正月頃に掛けて出来れば、孫のおやつにも成るだろうと期待している。
正月頃と言えば、先日スーパーの入口にあるヒヤシンスの水栽培を買って来て水を足していたら根が出て来た。毎年この時期に洗面所に置いて楽しんでいる。日当たりが無く、朝夕の電気のみの明るさなので成長は悪い場所に置いている。これも毎年正月頃と期待しているのであるが、いつも遅れてしまって開花している。
今年はどうだろうと思って買って来た際にラベルを見ていたら、2,3日冷蔵庫に入れてから水をやって下さいと書いていたので、冷蔵庫に入れていたら、見つけた家内が驚いて「何を入れてんの!」と食べ物と一緒にしていたので叱られてしまった。それでも説明すると「フーン」と納得したようであった。それでも面白い着眼点である。
寒いところから出て来て急に暖かくなって春が来たものとして季節を感じるのであろうか。まるで冬眠していた動物の様に植物も感じるのであることを知った。