昨日本年度の年末調整の申告書を会社に提出した。前日に配布されていたもので、15日までに提出するよう指示されていた。長年総務に携わっていたので、この時期には年末恒例行事として仕事に当たっていた。 それにしても資料配布から4日間で回収とはさすがと言うか、職員の理解力があってのことであろう。前に勤務していた会社では信じられないスピード回収である。資料が配られてから生命保険屋に証明書を求めるという悠長な時代でもあった。また若い人が多かったので、年末調整とは何ぞやからの説明も行ったりしていたものである。中途採用者には前職の源泉徴収票を付けるようにも注意した。
今の会社では「年末調整提出前確認リスト」を申告書に付けて配布されて、それによりチェックを行うものである。経験者には確認しやすいものであった。私もあらかじめ準備をしておいたので、持ち帰って記入したが、それでも家内の障害者控除にあたっては、申請書に障害者手帳のコピーが添付されていますか?との確認リストが書いてあり、但し書きに今年の1月に添付しておれば不要との括弧書きがあったので、庶務の担当者に確認すると4月入社で申請しているので構わないとのことであった。
また私の場合介護保険を掛ける年齢となっており、これについては社会保険料の申告となっているので市から通知額は来ていたが、正味1月から12月までの支払額は不明であるので、介護保険課に尋ねると直ぐに確認書を発行してもらったので、申告をしておいた。これなど該当者は少ないだろうし、申告漏れも多いのではないかと思われる。
もっとも年金受給者であるので、年末調整では終らず毎年確定申告も行っているが、煩雑な手続きもあるので、先ずは年末調整を先に済ませておくのが先決である。