昨日の午後、姫路商工会議所において文化講演会があり参加した。「日本の原点を考える-「日出づる国」-の改革」を演題として作家の八木荘司氏の講演であった。
「日本書紀」の世界から、大国「隋」と対等に交渉した聖徳太子の外交や「十七条の憲法」の制定から中大兄皇子の「大化の改新」など日本の原点となった古代国家の改革についての話であった。ネットでも著者の
「遥かなる大和」についての書評が出ていたが、大変興味ある歴史小説をお話しして頂いた。
講師ははっきりとは語られなかったが、125代続く現皇室を中心に日本は革命も無く平穏裏に過ごされてきたことや、当時は隣国の百済復興軍を助けて出兵し白村江の戦いで大敗した。侵略とかは毛頭なく義のみで出兵したことなど、現在の日韓関係などのもっと深いところで結ばれていたとの感想をもっておられるように聴いた。