昨日「兵庫県立考古博物館」に行った。
「卑弥呼特別展」が開催されていたので気になっていたので見に行って来た。歴史ブームの中で、邪馬台国の場所とか卑弥呼のことなど何か新しい発見されたものが展示されているものと思っていた。これも私の思い込みであった。
しかし私の思い込みで有ったに過ぎない。特別目新しいことは何も無かった。教科書などで「魏志倭人伝」のことは知っていたが、入場すると真っ先にこれの大きなパネルが展示されており、漢文とそれを和訳したものを読む見学順路となっており、長文であるので、先には進まない。私達の先に老夫婦がおられて丁寧に読んでおられるので、後ろに列が繋がった。
結局卑弥呼に関するものはそれぐらいで、邪馬台国も畿内説を指示しているような展示であった。改めて受付にあったパンフレットを見ると、「卑弥呼がいた時代」とテーマが書かれており、内容的には当時の兵庫県での古墳発掘などからの遺品により、地域の役割を紹介しており、特別展コーナーを出てもこの博物館の一般展示と整合性を持つような企画に成っていた。
私はこの博物館は前にも一度来たことがあるが、それが何の企画だったかは忘れてしまった。館内には子供も遊びながら学ぶことが出来る体験学習の場もあり、孫達も一度連れて来てあげようと思っている。