先週の木曜日に糖尿病の定期検診があった。今回から指定休日の木曜日に検診の日を変更した。これまでは土曜日を基本としていたが、当初9時予約が後に回され、先月は10時30分になっていた。もう少し早目て欲しい旨申し入れたがどうにもならず、結局それなら平日の木曜日へ変更した。当然先生も変更となるが、現状の診察は検診日に検尿、血圧、体重、血液検査を診察前に行い、その結果を発表するだけのものであるので、検査の結果を見れば、前回より良くなったのか悪くなったのか、患者である私でも判定できるものである。後は薬を依頼するだけのことであるので、先生を変更しても変りは無いだろうと今回の診察を受けた。
この日もこれまでと同じパターンで進行して行ったが、平日なので通院患者数も少ないのか、受付して検尿採取してから、この4月から血圧を測定器で自分で計り、結果を機械が打ち出したメモを看護婦に渡すことになっていたので、血圧測定中に私の名前が呼ばれた。この後体重測定と血液採取である。
患者がいないので看護婦が早く私を呼んだようである。測定中であったが、返事をしない訳にはいかないので、ハイと応答したが、測定中であるから静かに血圧測定をしなければならないのに案の定何時もと違って20程高目にでた。これは普段と違うので、再度深呼吸をしてから測定を行った。ところが同じ看護婦が応答してから対応がないためか、またしても名前を呼んだ。測定中であったので、今度は名前を呼んでも無視しておいた。しかしそんな対応も、意識をしているので血圧に影響が出ている。先程よりも高くなっていた。
この阿呆の看護婦の性だと思って結局そこで中断して採血室に入った。他の看護婦もいたが、その看護婦に「血圧測定中に名前を呼ぶから、何時もより高くなっている」と言ってやった。そうするとその中年の看護婦は笑って冗談でも言っているいると思ったのか、「そうですか」と採血を進めようとしたので、「カルテに記録が有るだろう」と言うとパラパラとカルテを見ながら「そうですね」とそれだけである。
もうこの阿呆な看護婦に何を言っても駄目だと思い、採血を急いでいるので皮肉で、「何か焦っているのか」と言ってやったが、「いいえ」というだけであった。普通ならそこで採血圧の測定をしても良いと思った。採血後暫く待合室で待っていたが、直ぐに呼び出しがあって診察室に入って行った。
これまでは診察室に呼ばれた際には、採血や検尿の結果が揃っていてから呼ばれていたが、何と初めての先生に出会って挨拶をして、持参した糖尿病手帳にデータを記入してもらうべく提出したが、検査結果が届いていないのである。何のために診察に呼ばれているのか一瞬不思議であった。あわてて看護婦がデータを届けに来た。初めての先生に、血圧の高くなった経緯を説明しても、ただ聞いているだけであった。これまでの先生であれば、「そうですかそれでは、一寸測りましょうか」と必ず再測定をしてくれていたので、この日に変更したことを悔やんだ次第である。そして初めてでありながら、聴診器も当てずにそのまま終わらせようとした。インフルエンザの予防注射を申し込んだが、そうですかと申込書に押印しただけである。この病院が信じられなくなった。