先週の土曜日朝インターネットを見ていたら、新事業仕訳の中継をしている案内があった。以前に民主党の蓮舫国会議員らの事業仕訳をニュースで見たことが有るが、新事業仕訳とはそもそも何なのか、インターネット中継はどんなものか、それに内容が社会保障、生活保障(生活扶助、住宅扶助)と成っており、現在の会社での仕事に結びつくものであったので、直ぐに覗きに行った。
良く観察すると映像と、音声に僅かなズレがあるようであるが、気になるものではない。多方面からのカメラが発言者を映し出している。何とそこにはあの冤罪で無罪になられた村木さんが厚生労働省の代表として答弁されていた。大変ソフトな語り口で丁寧に答弁されていた。この方の頭の良さが感じ取れるもので信頼感も増して来る。
現在審議中とかの生活保護費の見直しもあるのであろうが、仕分人からは世間で言われている働く人の意欲を無くす現在の仕組みについての相次ぐ質問にも、そうなのかと思ってしまう回答であったが、結局は働く人の意欲を阻害しない仕組み作りとう言う注文に終わったが、答えは見えていたようなものであったが、テレビ放映とは違った、視聴者の途中集計等も交えたりした面白いものであった。
厚生労働省の若いスタッフがメモのやり取りを移して、課長や部長の発言をサポートしていた姿が画像に移り、国の第一戦現場では東大卒であろうが、テキパキ仕事をしている姿を目にした。彼らだ将来の幹部となってこの国の福祉や労働政策をリードされるのだと違った目で見ていた。