家内が足を悪化させ、永年勤務してきた病院の勤めが出来なくなり、1月に退職しその記念としてまだ十分歩ける時に海外旅行をと計画し、当初シンガポールを予定して申し込みもしていたが、日を追って興味が薄れ、2度目になるが家内の興味のあるエステで韓国旅行に決まった。
家内は退職して時間もあるが、私はまだ現役のサラリーマンで休みが取れないので3日間程度となれば韓国しかないようだった。
同窓の三木さんが良く書いておられた岡山空港の利用に着目して交通社の広告から申し込んだ。現地に着いてから、ガイドに尋ねると2人だけのツアーということであった。同じ飛行機便でたくさんの旅行客が居たが、皆それぞれ違っていたようだ。
インチョン空港から国内線の金浦空港への異動時も2人の女子大生と一緒であったが、彼女達もソウル4日間ということで2人だけであった。
インチョンと金浦は日本の成田と羽田の関係だろうか、ソウルに近いのは金浦空港で国内線の発着ばしょである。そこから2人でプサンまで飛行機で1時間程のフライトであった。
日本語の案内は無く、英語のアナンスで内容が少し聞き取れる程度であったが、団体旅行でない味わいと不安とでいい体験をさせてもらった。
プサンには現地のガイドが空港に待っておられて、キタムラ様と書かれた紙を持っておられた。
ここでも2人だけの専属ガイドで、おまけにレンターカーと言っておられたが車の運転もしながらのガイドであった。
2日目の午後からは、自由行動であったので家内待望のエステに行った。こちらも事前にインターネットやガイド本で確認していたので日本語も通じていた。
気持ち良くなり、食事もし、自分達でタクシーを利用し行き先を「国際市場」といっても分からないし、本をみせてもわからない運転手であった。当然ハングル文字の国で中国で無いのだから、他のページを見せてハングルが書いてあったので指し示し無事着いた。おまけにタクシーメーターでは6900と出ているので10000ウォンを支払うと4000ウオンの釣りが返されサービスに驚いた。タクシーの安さにビックリしているのにメーター料金を切捨てしているのには余計に驚いた。
昨年4月に開通した新幹線KTXにも乗ったが、日本とフランスが導入競争をして日本が負けたそうだ。乗ってみて車両の半分が進行方向に反対向きで新幹線のイメージからするとおかしな情景である。スピードもまだ日本の方が早いような感じがする。
観光を空から南下し、電車で北上するコースでいろんな風景が見受けられ、サービスの違いなども国によって差が感じる旅行であった。