いつものようにこのブログを書く前に、家族や知人のブログを見てから記事を書いている。それをヒントに書く場合もある。昨日の二月尽で私の句を天位で抜いて貰った藤中雄飛さん(これまで私のブログではFさんとしていた)が、こともあろうに私の名前を実名で上げて
「盟友、北村恒男氏に寄する賛歌」と大そうな題名でブログを書いていた。
人の受け取り方は様々であるが、彼一流の褒め言葉で持ち上げている。一杯飲んで書いているのかと時間を見てみると、正午前であるから恐らく素面であったと思う。何故ここに来て私のことを記事にするのかと思ったが、結局私が昨日天位の句を紹介した際に、彼の評目や追吟を紹介していないから、それを明らかにするためではないか?と思った。得てして本句よりも追吟の方が良い句が詠まれることがある。今回も彼の好きなフレーズも入っているからだろうか。それとも本日からやまざとの赤穂吟行の欠席の罪滅ぼしからだろうか。
いずれにしても好き勝手の言い放題の仲間である。冠句の道は私の方が早いが、実力と成ると彼の方がこのところの成績は一歩リードしている。内面的な抒情を吐露するのが上手いのである。今後も切磋琢磨して良きライバルでありたいと願っている。