道の駅は、旅人が立ち寄り一服休憩したり、地産地消の地場の物産の販売所である。ふと我が家は家族にとってそのような気兼ね無しに立ち寄れる場所ではないかと考える様になった。
普段は会社に出かけているので、どのような状態なのかは分からないが、20日の春分の日からの5連休家にいると入れ替わり立ち代わり家族が顔を出している。たまたまなのだろうが、昨日も賑やかなことであった。
先ずは朝一番に宅配便がやって来た。これは昨日のブログでも書いたパソコン通信の機器送付分であるが、家内に頼んでおいたので受け取り拒否をした。その後家内から玉子販売所に連れて行って欲しいとのことでそちらに向かった。毎月まとめて家族分も買っているので新鮮で安価である。それを帰りに、この日二人の娘達は仕事であったので、自宅に届けておいた。それぞれ孫が玄関口まで受け取りに出て来て、退屈そうにしていた。
昼前には今春中学3年になる孫が自転車でやって来て、今からクラブ活動なので自転車を置かして欲しいと顔を見せた。学校への自転車通学は禁じられているから、遠回りしてでも自転車の方が楽なのかもしれないが珍しいことであった。普段は余り立ち寄ることの無い次女の長男であるが、前に見たよりも顔がフックラしていた。
3時半頃家内に息子から連絡が入り、もう直ぐ到着すると言っていた。朝から家内はこの日、息子家族が来るだろうと明言していた。「何か連絡していたのか?」と尋ねると、何となくそう思うと言っていたが、実現した。不思議な勘である。先週こちらに来るようであったが、私達が体調不良で見合わせるようにしたこともあるのかも知れない。そうこうするうちに到着し、内孫が寝起きの明るい笑顔で入って来て家内と対面し家内の大きな笑顔が聞こえてきた。私も一歩遅れて部屋に入り抱きかけたがずっしりとした重さが伝わって来た。
夕食にはまだ早く嫁が買って来たイチゴ大福をよばれてあれこれ喋っている内に、家内が夕食の支度をし出して、私もビールを飲み出した。ここ2,3日はビールの味が苦くかんじていたので体調が良くなかったので飲んでいなかったが、この日久々に飲んだ。
そうこうしていると長女がやって来た。息子の車が留まっているとのことで、チビ達を迎えに行く途中であった。長男の公立高校合格で、抽選で育友会の会長になったことが披露されていた。それも3年間とかで驚くばかりである。
そして娘の旦那が仕事帰りに立ち寄った。続いて保育園児の二人が帰って来た。いつもは膝に抱かれている愛犬もこの日はゲージにいれられたままジッと様子を見ていた。我家の道の駅は長女の家族が賑やかに引き返すのと入れ替えに、練習帰りの次女の長男が帰って来た。暫く飲み物を飲んで息子と話をしていたようであるが、返って行った。息子達もやがて内孫が眠たくぐずり出したので家に帰って行った。
ゲージから解放された愛犬がやっと自分のポジションに戻れたと喜んでいた。かくして道の駅は店締めとなった。これからも卒業、卒園、入学とイベントが多く子供達も大変であろうが、我が家の道の駅の交流も活発となるのだろう。