日頃テレビはニュース報道しか見ていないのだが、昨年末に何となく見かけたNHK衛星放送の木曜日の夜10時からの
「宮廷女官チャングムの誓い」に今はまっている。
途中からだったので、一時ストーリーも分からず名前も覚えられずに唯異国の風習や衣装などを興味深く見ていただけであったが、回を追う毎に面白く感じるようになってきた。
見ることができなかった最初のストーリーを知りたくて本を買ってきたが、その際驚いたことに最後は医者になるというものであったが、王様の賄いだけでも大変なことなのに医者になるとは医食同源といわれる中国の故事から可能性もあるとは思ってみたりもした。
当初小説かと思っていたが、実在の人物だそうで男尊女卑の風土の中で、異例な抜擢を受けた人であったようだ。作者は古典の一節の文字から想像を駆使してこの物語を作り上げたようである。
買ってきた本のストーリーとテレビのストーリーは違うようである。まだ1巻しか読んでいないので分からないが、原作をかなり脚色しているように思える。
3年ほど前にソウルに行った際に、自由行動で
景福宮に行ったがもう一度これらの歴史を踏まえてゆっくり尋ねてみたい気がする。いずれにしろ佳境に入ってきたこのドラマの壮大なストーリーに次回の放映が待ち遠しく感じている。