先日息子が携帯電話を無くして新品に買い換えたそうである。家内から帰社直前に会社に電話が入り、車の中に落としていないか確認して欲しい旨連絡してきた。前日夜ゴルフの練習に行くのに車を使っていたからだ。
結局見つからず新品を買ったそうであるが、値段よりも折角入力していた電話番号を再度入力するのに大変であるとこぼしていた。
パソコンもそうであるが、ハード面の値段は随分安くなっており、今朝の新聞ではNTTの光通信加入を条件とすれば新型パソコンが無料と出ていた。
入力した名簿や電話や住所の情報データが売買されたり、盗まれたりして記憶されたソフトのデータの方が価値は高くなっている。
価値は無いかもしれないが、苦労して入力したデータを不注意から何度も消してしまったことがある。パソコン初心者の際はそうでもないが、少し慣れてきて分かりだしてきた時に良くやった。保存と印刷の前後に失敗が多かった。折角パソコンが保存しますかと聞いているのに逆を押したりして失敗したことがある。
最近も失敗はあるが、復元処理を覚えて何とか繕っている。便利になったものだ。昔なら直後のパニックと脱力感でその場を離れて気分転換すら行っていた。
息子の携帯への電話番号入力も当分続くであろう。事務所でも置忘れてポケットから離してどこかに置いているか捜すのに、携帯を呼び出して欲しい要請がある。成程これなら、その辺りをくまなく捜さなくても、着メロのする方を確認すれば良いだけである。