昨日は「建国の日」の祝日で、会社は休すみであったが、朝所用が有って出かけた。いつもの通勤路を駅方面に向かって歩いていたが、矢張り休日のため車の通行もすくないようであった。
帰路総社の境内近くを通りかかった際に、民家の玄関口に日の丸が掲げられていた。珍しいものを見た感じである。日の丸が珍しいのではなく、一般民家に日の丸が掲げられていることが、最近では見かけなくなった。
そういえば、我が家も昔は「旗日(はたび)」には国旗を出して来て玄関に掲げていたが、いつの間にか、その様なことはしなくなった。午後から家内と「竹取の湯香寺荘」に出かけたが、田舎の風景も通り道から見える範囲では日の丸の旗は見かけられなかった。
私の子供時分は、学校にも国旗が掲げられていた。日直の先生が上げておられたのであろうか。
もう日の丸は、オリンピックや大相撲でしか見かけないものと成って来たようである。最近はどうだか知らないが、NHKの朝一番の放送開始には、日の丸の旗が風にたなびいていた。今は24時間放送であるから、その様な放映はしないのかも知れないが、何か一遍に世の中の国旗掲揚が亡くなったのはどうしてだろうと思う。もう旗日と云うのは死語に成ってしまったのだろうか。教育の問題と関連するのであろうか。学校等掲揚施設があっても掲げられていないのは、行政的にも消極的な取り組みなのだろうか。
いろいろイデオロギーは違っても愛国心の象徴である「日の丸」が、スポーツの世界大会以外にしか見られないのは寂しい気持ちである。
by kitamura1007
| 2016-02-12 08:41
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