昨日午後から、「安富中学校」において、「ふれあいの会」が開催されたので、安富冠句会の一員として参加した。プログラムの目的には「地域のお年寄りとのふれあいを深めるとともに、地域からの期待に応えようとする態度を育成する。」とあった。校長先生の挨拶では「地域はもう一つの学校。地域はもう一人の先生」であるとの学校方針が開校以来伝統として続いているとのことである。この日は全学年176人が参加し、老人クラブは160人となっていた。
全9コースに老人クラブと生徒が一緒になってゲームや作品作りに熱中した。我が冠句は1年生から3年生までの生徒15人に対して、8人の安富冠句会のメンバーが出席されて一緒に冠句を作って行った。
会長挨拶に続き、前日の夕刻会長からの電話で、短く冠句紹介をして欲しいとのことであったので、少し時間を頂き、冠句の紹介を行った。久々に学校の黒板の前に立ち、話をしたが、自分でも声のトーンが高調しているのが分かった。取りあえずそれなりに話をまとめて、冠句作りにつなげられた。
全員には5題の冠題が記されたプリントが配布された。「体育祭」「炎天下」「天高し」「赤とんぼ」「稲光り」であり、なかなか前に住まず、結局全部出来た生徒は少なかった様である。この中から自分の一番好きな句を選んで、短冊に書きなさいとのことで、その後全員が自分の句を読み上げて披露した。中には感受性豊かな生徒もおり、優秀な句を発表していた。この子等が卒業後も、冠句に馴染んでくれればと願っている。
by kitamura1007
| 2016-10-08 07:08
| 冠句
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