一昨日夜、孫が所属する高校野球部の交流戦が行われるとの急な連絡が娘からあった。昨朝娘と3年生の孫を連れて、カーナビ頼りに会場の北須磨高校に向った。今回は孫が1番のエースナンバーを貰って来たとのことで、登板の機会があるものと期待して向かった。
車中娘から聞いた話では、先の台風で2週とも練習試合が流れてしまい、土曜日の試合が早く成った様で、娘の主人はその予定で仕事の休みを変っていたので、この日は残念ながら試合観戦が出来なかったとのことである。
そして早朝、娘は神戸の学校まで孫を送って行き、8時半には私達と応援に行き、夕方には迎えで学校まで行かなければならないとこぼしていた。
またこの日、3男の小学5年生が4泊5日の「自然学校」で、南但馬自然学校での体験学習から3時頃帰って来るとのことで、迎えも行かないといけないので一日忙しいとのことであった。
学校のグランドに到着すると、第一試合の育英高校と北須磨高校の対戦が終って、第二試合の開始前の両チーム練習が行われていた。対戦相手は須磨翔風高校で、今回は背番号が付いているので孫の姿を見つけやすかった。先発登板の肩づくりを行っていた。所属チームは後攻であったので、いきなり孫の投球を見ることが出来た。かなりスピードも速いようであるが、バッターが居ないのでコントロールは分からない。
間もなく試合開始となり、先頭打者に2球続けて速球でストライクを取り、1球外して4球目を見逃しの三振を取った。最高の立ち上がりである。続く2番バッターには3球目でピッチャーゴロを捌いて2アウトを取った。3番バッターにはサードゴロで1回の表を無難に乗り切った。まるでエースの独り舞台であった。
その裏に味方チームが1点を先取してくれたので、この分では勝利投手と早くも甘い気持ちが湧いて来た。まさか爺の甘い気持ちが通じてしまったのか、続く2回の表は、連続フォアボールから1点を献上してしまった。この回は心配したコントロールの乱れがあった様である。
その後、両チームのピッチャーの投げ合いで締まった試合展開であったが、6回の表の先頭バッターにデッドボールを与えたところで、投手交代となり、代わったピッチャが打ち込まれて3点を与え、7回にも変わったピッチャが1点を与えてしまった。最終回に1点を返したが、結局チームは5対2で敗れてしまった。
この試合をどのように監督さんが総括されるかであるが、もう少し登板の機会と回数を与えてもらえれば幸いである。久々のバッティングも見たが、こちらは2打席ノーヒットであった。以前のキャッチャ時代の溌溂したプレーを、今後もピッチャとして発揮する姿を追い求めて行きたい。
by kitamura1007
| 2017-11-04 07:46
| 家族
|
Comments(0)
|