昨日の午後、自宅から20キロ程離れた加西市の南産業団地にあるH社の見学会に出向いた。先日の「高年齢者就職面接会」で紹介された企業である。本社は姫路市にあるが、求人は加西市での勤務となっており、これまでの私の経験した仕事と違う、作業員としての仕事であるので、実際にどのような仕事内容で、どのような重量物を扱うのかを見学体験してみる機会であった。
車で40分位の距離で、初めて通行した道路であった。事前にネットで住所から地図を検索しても、その会社が出て来ないのでおかしいとは思いながら現地に到着すると、団地内の地図にも会社名は記されていなかったが、ふと直ぐ横の会社の屋上看板には大きく会社名が記されていた。昨年8月から移転して来たようで、まだ前の薬品会社の名前がネット地図や、団地の企業案内看板が変わっていない様であった。
定刻の1時半前にほぼ3人が到着し、一緒に駐車場から事務所に入り、もう一人が来られる予定とのことで待った。ほぼ定刻に到着され4人で、担当者に案内されて作業現場を見ることとなった。
会社は日用品卸業として知られていたが、東京証券取引所二部に上場しているとは、今回初めて知った。私も定年前の短期間ピッキング等の商品物流の仕事も行ったので、商品の流れは承知しているが、こちらでも日用品雑貨の多品種の倉庫管理から小分け分配作業等、機械の合理化されておられるのを見かけられた。
求人職種は日用品の集品作業で、ラベル貼りや荷物のパレット積みなどの配送前の準備作業であるが、当然立ち作業であり、女性はカートに各商品をピッキングしていたが、男性は倉庫から出て来たパレット単位の商品を荷下ろし作業を行っておられた。コピー用紙の箱単位では10キロは超えており、中にはごみ袋などは20キロはあるだろうか。ずっとこの仕事だけではないと言っておられたが、このセンターでは若い社員と、アルバイトのような高齢の方に交じって、若者も同じ仕事を行っていた。
見学後、あれこれ仕事についての説明もあり、よく考えてから返事をして欲しいと解散したが、矢張り体力的に、特に腰や膝に自信がない為に、無理をしても続かないだろうと思い、夕方自分から人事担当者に連絡して、御断りの電話を入れておいた。応募して自ら辞退の申し出は、この就活では初めてのことであった。
by kitamura1007
| 2017-12-05 09:30
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