昨日娘のリハビリが有り愛犬を連れて大塩の病院迄送って行った。リハビリの間いつもの様に小一時間程の散歩に出た。この日は「姫路シーサイドゴルフコース」の西半分の外周を散歩することにした。ここは余り人とすれ違ったことは無い静かな場所である。春近しとはいえ、まだ1月の寒空であり、マスクに手袋、それに耳当てをして冷たい浜風を防いでいた。
途中、急にダックスフントの愛犬が、吠え出した。それにつられて娘の愛犬ミニチュアシュナウザーも吠えて走り出そうとした。見るとミニチュアダックスフンド位の大きさの「ヌートリア」が前方10m位の道路の真ん中に居り、慌てて川横の葦藪の中に逃げ込んだ。直ぐ愛犬達はその場で臭いを嗅いでいたが、発見できなかった。少しするとドブンと水音がして川面を頭を出して泳ぐ姿が見られた。愛犬達は今度はその姿を少し見やるだけで吠えもしなかった。その後注意をしながら歩いていたが、道の真ん中に草が生えており、所々に掘り返した小さな穴が開いており、おそらくヌートリアが何か根っこを食べるために掘り返したものと思われた。
ゴルフ場の外周の真ん中辺りを通りかかった際に、愛犬ならぬ、私のお腹が急に差し込み便意を催した。引き返すにも時間がかかるし、近くのトイレはゴルフ場のコース脇にある様であるが、高いネットを超えねば入られず、結局愛犬をネットにつなぎ、川の葦が茂っている中に入り「野グソ」をすることにした。幸いティッシュはポケットに入れてあるので、緊急避難?として青空ションならぬ青空便をした。
繋いでいた犬達が心配のあまり、軽くリードを結んでいたので解いて、用を足している私の所に近寄って来た。何か異様な光景を見、異能な匂いのためなのか、私が咎めたのでそれ程近寄らなかったが、用を済ませてホッとした次第である。
山登りでは女性は用を足すことを「花を摘んで来る」と言い、男は「キジを撃って来る」と言うのであるが、大小はそのまま小さいキジ、大きいキジというそうであるが、郊外の散歩ならではのワイルドな体験をした。
by kitamura1007
| 2018-01-30 09:56
| 自然
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