昨日は姫路冠句会の3月定例句会の日であった。この日はいつも出席されて、句会を明るく笑いに包み込む役のMさんが欠席であった。先月も欠席されていたので、何かあったのではと思っていたら、冒頭に世話役さんが、両膝関節を人工関節に置き換え手術をされて入院中との説明があった。私の家内は片膝の置換手術であったが、Mさんは両膝であることから、思い切ったものである。これからリハビリ等で大変であろうが、頑張って投句を続けてもらいたいものである。世話人さんから色紙が回され、激励の言葉をと言われたので、経験上減量が足への負担に良いと書いておいた。少しご婦人向けでは無かったかも知れないが、お許しいただけるだろう。
この日の句会には、ここ数カ月体調不良で、投句だけは続けておられたSさんが久々にご出席された。ご高齢もあるが、心臓が悪いようなので、その日の体調によって気分が違って来るとのことであった。予定された、この月の選者がお二人も欠席ということで、当日私に指名があり、全員の投句の後に選考に入った。冠題は「父の愛」という分かり易いものであるが、父への愛なのか、父からの愛なのか分かれた投句が目立った。自分も投句していたのであるが、自選になるので予め短冊を抜いておいた。殆ど甲乙つけがたく、時間が掛かってしまって、他の選者さんは席についておられ、一番最後となってしまった。
この日、久々に天位を頂戴した。天位は昨年10月にやまざと誌で戴いたきりであった。そしてこの姫路句会では26年7月以来である。ましてや橋本先生からの天位は2度目であっただろうか、いつだったかは覚えていない。
早速天位句を紹介しよう。これが冠翁祭や、国風姫路大会の弾みになればと願っている。
姫路冠句会3月例会 橋本信水先生選 天位受賞句
卒業す 母の子離れまだ出来ぬ 恒男
by kitamura1007
| 2018-03-11 09:47
| 冠句
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