昨日は中秋の名月で、当地も姫路城で「観月会」が実施された模様である。当初は参加予定をしていたが、曇り空で観月は出来無いとは思っていたし、夕方当たりに少し、小雨がパラつき出したので、断念した。今朝の新聞によると決行した様である。
観月会では、地酒が満喫できる。毎年盃が変って来ている様で、昔は金杯や銀杯の繰り返しや、酒枡などもあった。ここ数年は黒田官兵衛の兜をひっくり返したデザインの様で、500円で購入出来て、以前はつまみ付きであったが、このところは3杯迄の制限付きであるが、実際は飲み放題である。地元の酒造会社が出店しており、酒処の山田錦米の産地であることから、播州には酒造会社が多くあり、それぞれが樽から、指定の盃に入れてくれるが、中には、何回も列に並んで、ペットボトルに入れては飲んでいる人やら、団体さんなどは、大きなお盆に人数分の盃を乗せて、列に並んでいる光景も見受けられた。
同様の企画が、4月には「観桜会」として夜桜と姫路城の組み合わせで行われている。これも屋外での実施であるから、天候が心配である。筝曲演奏等もあり、着物を着た女性が琴を演奏するのは、なかなか魅力的である。また5月にはお城祭り行事の一環として、「薪能」が演舞され、松明を焚いて、天守閣を望んでの舞台は代え難い姫路城ならではの幽玄の世界を醸し出している。
この他にも近年白亜の壁にマッピングという照明により、驚く程変化のあるお城の映像が楽しめるイベントもある。またがん撲滅や様々な世界的な運動に呼応して夜間照明が、普段の白色から、ピンクやブルーにライトアップされて、普段見られない姫路城の姿が堪能出来るイベントも行われている。
by kitamura1007
| 2018-09-25 09:37
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