子供の時分、空き地で遊んで帰って衣服に「ひっつき虫」が付いているのを見つけて、なかなか取れなくて困ったことがある。また友達に忍者の手裏剣の様に投げて、服に付着させたり、逆にそれを投げ返さりと楽しく遊んだことを覚えている。何も遊び道具の無かった頃の、手軽な遊び道具であった。
最近では、そんな遊びをしている光景など見たこともない。それどころか、その「引っ付き虫」すら見かけることが少なくなって来た。それだけ空き地が少なくなって来たのかも知れない。
我が家の愛犬はダックスフントの9歳の雌犬で、もうおばあちゃんに近くなって来ている。何故か2,3日前から、家内のベッドに上がったり、テーブルの椅子にジャンプが出来なくなっている。散歩時に注意してみているのであるが、普段と変わり無く、痛みもない様なので、少し様子見をしているところである。
この犬が、散歩時におしっこやウンコを、近くの公園の茂みや、空き地の雑草の中に入ってするのであるが、短足のロングヘア種であるために、「引っ付き虫」を沢山付けて出て来る。極力入らない様にリードで引っ張っているが、茂みの中に入り用を足したくしている。あまり飼い主にも見られたくないのかと思うのであるが、用を足すと後ろ脚をキックして、土や草で隠そうとしているので、毎回その行動だけでも草を被るのである。
散歩から帰ってくると、いつも家内から叱られている。どうしてそんな場所に連れて行くのかと言われるが、連れて行っているのでなく、自分から選んで入って行っているのである。
結局は目立った「虫」は取り除いているのであるが、足が短く、自分のお腹に結構付けているのが、散歩途中では取れなくて帰って来てから、見つけられてしまうのである。
by kitamura1007
| 2018-11-15 06:00
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