昨日は実家の不動産売買契約の日であった。既に隣家の特別養護老人ホームさんとの売買の話は1か月以上も前に決まっていたが、先方の都合で、「縁起の良い」この日にと指定されての契約日であった。司法書士さんの事務所で朝10時に調印となっていたが、先生の指示で、朝振り込み先の記帳を確認しておいて下さいとのことで、銀行に立寄ってから事務所に伺った。
先方の、理事長さんは出張で不在の連絡を受けており、その奥さんがお一人出席された。今回の契約上の名義は、現大学生の息子さんになっている。未成年なので親権者としてお母さんが出席されたものである。
契約書も既に頂いていたが、契約締結が伸びたので、平成を、令和に直して作り直しておられた。既に相手側の記名押印はされており、私の氏名と押印だけであったが、あれこれ5枚くらいは記入した。そして先生が確認されて私に控えと、今回の売買契約の売り主負担分の請求書と、固定資産税の相手側負担分を受領した。今回の契約で発生する費用は、全て買主負担かと思いきや、双方負担として契約書に書かれてありますと、その個所を示された。
相手の方は、買主負担分を先生に現金で渡されていたが、こちらの5倍くらいを渡されていた。先生からは、入金があってからでよろしいと私に行って下さったが、その場で相手の方は電話をされ、既に銀行の担当者を待たせていたのか、振り込み処理をして下さいとの指示を出して、完了の返事を待った。これで契約は終了したが、振り込み完了の連絡が入らないので、近くの銀行に出向くことになった。私も後から銀行の駐車場で待っていると、振り込み受取書の写しを持って来られ、手渡された。既に事務所で、予備の鍵も含めて渡していたので、この日をもって完全に完了したことになる。
しかし、先生からは売買契約に伴う税金が発生し、来年の3月15日までに申告して下さいとのことであった。驚くばかりの税金を準備しておかなければならない。これが実情である。しかしまだ売れただけでもましで、私の町内には空き家が一杯あり、売り出しに出ている古民家もあるが、なかなか売れないまま看板だけがいつまでも掲げておられる。大きな税負担となれば負の遺産相続となりかねない。恐らくそのような放棄空き家、田旗が多くあるのだろう。
by kitamura1007
| 2019-05-25 09:30
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