(写真は昨年孫の入隊時に撮影) 昨日午前中、町内の公民館で今月の教養講座が開催された。「姫路の変遷 軍都姫路の形成」を好古学園講師の石塚太喜三氏より講演があった。好古学園と言えば私の学習している大学であるが、内容から先生は日本史を担当されておられるのだろう。まだ講義を受講したことは無かった。
「公民館だより」でこの講座を知ることになったが、10時の開講前に出かけたら、会場は一杯で、館長があわてて二人席を三人席に増加させ、配布資料も事務員が増し刷りされておられた。受付で好古園で同級の女性に出合ったが、書写方面と言っておられ、熱心な方もおられる様である。いわゆる「歴女」と言われる歴史好きな方なのだろう。
先生は明治以降の姫路城近辺の地図を資料として4枚も出され、そこに記載の陸軍駐屯地の位置等の変遷から、郷土史を読み解いて頂いた。私の子供時代の思い出の光景も、お城近辺では残っており、現在の城の東の美術館も元兵器倉庫で、そこを姫路市役所として、利用した様である。こちらの市役所は利用した覚えがある。
また城北の現自衛隊の駐屯地や広陵中学校当たりの、買収交渉も地元の方々の反対で随分交渉が難航した様で、いろんな資料から、様々な角度から軍都姫路が形成されて行ったことが理解出来た。それにしても、お城の周りにこれだけの軍関係の施設があるのに、天守閣を始め、その一角だけが戦火を免れたのは、矢張り奇蹟的なことだと思われる。
by kitamura1007
| 2019-06-21 08:48
| 老人大学
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