昨日は好古学園大学史学科1年A組の世界史第10講の「大航海時代その2」が開講された。この日も2枚のプリントが配布されたが、最初に前回の補講の「アメリカ大陸への到達」や「マゼラン船団の世界一周」と大変興味深いものであったので、ついつい先生も熱弁で海の道から人と文物の交流を話された。また先生の高校時代にヨット部に在籍されておられ、逆風でも帆船が進む間切り走行を話された。北前船なども同じことであるとのこと。そして新大陸からの物産等の本日の講義にはいり、銀、ジャガイモ、トマトやカカオの物産の話に及んだ。そこでまたもや「椰子の実」の全員一斉斉唱があった。島崎藤村が民俗学者の柳田国男から聞いた話をヒントに書かれたという。渥美半島にの浜辺に流れ着いた椰子の実を歌ったものであるが、実にタイミングの良い選曲であった。
この後、クラスの懇親を深める意味から、昼食を先生もご一緒に取ろうじゃないかと、二週間程前に私が提案して、委員長さんがまとめられ、この日の講義後に、お隣の生涯大学の食堂で行うこととなっていた。
25名中、16名が参加されたが、委員長が大学のイ年生委員長会議に急遽出られることとなり、言い出しっぺの私に進行を任された。12時20分から開始したが、隣の席では音楽科の1年生も20人程食事をされていた。私達の方がオーダーは後回しとなり、結局各人に自己紹介をして頂き、時間が丁度消化された。カレーセットとサンドイッチセットの2種類に分かれていた。お話し中に配膳されたので、食事をしながら話を聞いた。横長に着席していたので、反対側は聞き取りにくかった。
私は、自己紹介後安富冠句会のPRを行ない、句誌「あじさい」の予備があったので、それを皆さんに配布した。元禄時代から続いている冠句をお話しすると、先生もご存じなかったようで、興味深く聴いておられた様であった。
一応1時半に終りとした。この前には委員長さんも戻って来ておられ、短時間ではあったが、クラスメンバーの知らない趣味などもお伺いすることが出来たので、有意義であった。
by kitamura1007
| 2019-07-11 09:32
| 老人大学
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