昨日「家計消費状況調査」の調査員の臨時アルバイトで、会社から新たな指示があり、初めての地域のポスティングと調査依頼に出向いた。昨年末から研修を受けて、調査員の仕事を単発的に行っている。
前にも書いたと思うが、私が最初の調査員の仕事を行なったのは、大学1回生になったばかりの臨時アルバイトで、京都府知事選挙の有権者の動向調査で、丹後半島の町へ一泊二日で調査を行った。確か朝日新聞の世論調査で、指定された町の駅舎に下りて、近くの支局に出向き、担当者から要領を聴き、一人作業に向かった。先ず役場の町民課で住民票閲覧申請を行い、そこから指定された要領で、住民を抽出するのである。この方法は現在も変わっていない様である。
そして抽出名簿と町内地図を持って、確か新聞社が用意した自転車で住所を頼りに意向調査をしたのが始まりである。
今回は仕事からリタイヤして時間があったので、求人応募したものであった。最初の研修では大阪支社まで出かけていろいろ基本的なことからレクチャーを受けた。当時調査員のずさんな調査があって、マスコミも賑わっていた。また調査員を語り、家庭情報を聴きだす事例があるようで、これは実際現在もあるようで、一番に警戒されている。
私は、この様な調査員に適任であると自認していた。多年、民間会社の総務人事畑や官庁の窓口業務で個人情報等を扱い、守秘義務が求められ、それを実践していたからである。
また地理感というか、方向感覚も結構ある方で、地図を読図するのも比較的早い方である。ところが、このところ、どうもこの地理感というか、方向感覚が鈍って来ているように思えるのである。昨日も同じ集落の中で、ぐるぐる同じ道を数度となくくり返し通過しているのである。おかしいなあとは気づくのであるが、再び表札を探して歩きまわっている。道路も車一台が通れるかどうかであるので、車を一旦広場に置いてから、集落を地図を頼りに歩くのであるが、若い頃なら一発で決めていたものが、見通しが甘くなって来ているように思われる。
街中と郊外の立地では違いもあると思われるが、昨日は他市の郊外地で、路地一本間違えば田んぼや畑にでてしまい、道路も少なく良く歩かされたものである。これはこれで運動には良いだろうが、昨日は途中でにわか雨にも打たれ、持った地図も濡れてしまい、あわてて車の駐車場所まで走ったりして大変であった。
by kitamura1007
| 2019-08-21 09:51
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