昨日の好古学園史学科1年A組の講義は世界史第28講「19世紀のヨーロッパ文化(その3)」であった。講義前のホームルームで委員長から連絡事項があり、今週20日(月)から24日(金)までの間オープンキャンパスが行われているとのことであった。そのため本日の講義にも見学者が居るかも知れないとのことであった。因みに前年このクラスでオープンスクールを体験された方はということで尋ねられたが、どなたも居られなかった。委員長は体験して、書道科の実習をご覧になったと言われていた。私はそのような制度も知らずに受講申し込みをしたので、今年にその様なことがあるのも知らなかった。
講師には予め事務局から連絡が入っていた様で、講義が始まると2,3人のご婦人方が入室されて来た様で、先生から開いている席へお掛け下さいと言っておられた。私は前の席なので後ろを振り返られなかったが、その後も音がしていたので数名の方が入室されたのであろうか。
講義に入る前のウオーミングアップとのことで、この日は大河ドラマの麒麟が行くから、明智光秀についての話から始まっていたので、世界史の授業なのに日本史が行われていると勘違いされた方もおられたのではと思う。要は「歴史は勝者の歴史」としてこれまで、敗者は悪者にされて歴史から抹消されていっているのであって、後年に書かれた歴史書は真実を記していないことの方が多いとのことで、同時代の事実の実像こそが真実であると言いたかったのである。そのため何故光秀が、信長を本能寺で討ったかという説は50もあるとのことであった。
結局イントロが長く、休憩後もビデオでサウンドオブミュージックのドレミの歌やアイルランド民謡の「ダニーボーイ」を鑑賞してから本題に入って行った。古典主義のゲーテやロマン主義グリム兄弟、ユゴーについての紹介がなされた。結局写実主義のスタンダールやロシアの巨星ドストエフスキーやトルストイは次回回しとなった。最後に「早春賦」を全員斉唱して終わった。
by kitamura1007
| 2020-01-23 06:00
| 老人大学
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