昨晩は京都五山の送り火でしたね。私はBS放送での中継を最初から見ていました。学生時代は京都に居住していましたが、送り火を見たのは2度程である。半分は実家に帰省していた。放送では準備の段階から取材しており、保存会の人達の労力を見ると、この日一日だけの行事でなく、下草刈りや火床の運搬等長期に渡ってのお世話を知ることが出来る。薪を運ぶのに、若い女性の姿も見られた。地域の住民の家族ぐるみの参加だと思われる。 午後8時の点火前には、稲光も見られ、市内は豪雨だったようで、中継のメイン場所も屋外から室内に途中から変更した。見物客も大変だっただろうと思われる。それより一斉点火前に、火床を守らないといけないので、各五山の世話役は大変だったろうと察することが出来る。幸い10分程の遅れで、東山の大文字から、妙法、、左大文字、舟形、鳥居へと順番に時間差で送り火が点灯された。京都市民も協力されて、街中のネオンや広告塔は消灯されていた様であるが、山頂からの市内は明るかったので、走行自動車やホテルの部屋の明かりなのだろうか。
嵯峨野の広沢池では、精霊流しの灯篭が一時雨で中断した様であるが、小雨で再開された様で闇夜に綺麗に流れている画像が見られた。確か昨年もこの手の放送があったが、何故かこの日は送り火に心が奪われる。