我が家に新しい家族が増えた。名前は、はなちゃん。14歳のミニチュアダックスフンドである。先月に亡くなった愛犬ランちゃんと同じ年のおばあちゃん犬である。私達夫婦の年齢からして、保健所では新たに飼育は認められていないのである。飼育犬よりも先に人間が亡くなれば、保護犬になってしまうからである。 昨日滋賀県草津の弟宅に引き取りに出かけた。既に弟はパーキンソン病で先月末に施設に入居し、弟嫁が一人で暮らしているのであるが、不幸なことに弟よりも嫁さんの方が介護度は高く、家事は不能であり、順番からすると嫁さんの方が先に施設入居であるが、そうすると残された弟が何もできないので、嫁さんが頑張って後先逆にして弟を見送り、今月末位に施設入居となる見込みと言っていた。この日も訪問看護師とヘルパーさんが来られており、午後からは入浴介護さんが来られるそうであった。
そんな事情から、年末に弟嫁から愛犬の引き取り依頼があった。これまでは自分の話し相手の存在であった様で、二人とも施設に入ればこの愛犬をどうするかとの問い合わせがあり、長女と長男が居るのであるが、どちらも出ており、愛犬飼育は出来ないとのことで、こちらで引き取ることを伝えておいたのである。
しかし時期的に、愛犬のランが弱っており、また正月の大勢の訪問でストレスが溜まってもと正月明けに引き取ることにしたが、丁度正月3日の朝に愛犬が死亡したことから、落ち着きも出来て昨日に引き取ることにした。
これまで訪問した時は、番犬の様に私達に吠えて、家の中に入り込んで様子を伺うようであった。昨今では散歩も無くて、食事も忘れられていることがあるということであったので、こちらからゲージを購入して、そこに常時入れておくことにしたのでそれを自動車に積み込んで見てもらうことにした。
結局そこには帰宅してから入れるようにしたが、こちらへは病院へ行く際のキャリーケースに入れて帰ってきた。自分の匂いの付いた布団などを入れるとスムーズに入って行った。またオシッコも散歩に連れ出したが一向にせず、持って帰ってきた、オシッコマットの上できっちりしていた様で、そのあたりは長年の飼育で染まっているようであった。
あと問題は、これから一日中顔を合わせる、娘のところの1歳になった柴犬と仲良くしてくれるかであるが、これも日にちが立てばそれなりに、無視したりして行動してくれるだろうと思っている。