昔、知的好奇心という話を聞いたことがある。要するに何に対しても好奇心を抱き、興味を抱くことが知的発展に繋がるというものであった。
幼児が母親に何で?としつこく尋ねるのも知的発展の過程であろう。これを拒んではいけないと幼児教育では指導しているようだ。どこの家庭もそんなことは分かっているが、一つひとつ子供に構っていられない、忙しいお母さんはヒステリックに「うるさいね」とか「また後で」とかで片付けている。
「ピーピング トム」とは英語でスケベという意味だが、興味を持つとは「助平根性」を持つという意味に理解している。自分などは本当の助平親父であるが、何でも知りたがりの食べたがりである。要するに雑学派である。それでいて飽きっぽいので次から次に新しい興味が湧いてくる。
先年テレビで「ナンデダロー」とギターを弾いて両手を回しながら歌うコンビがいたが、何でも興味を持てば不思議発見、目からウロコである。
関西弁なら「何でやねん」の疑問が助平のトムとの違いになると思われる。