会社
OB会の発足の会合案内が有り、案内状を頂いた。まだ定年を迎えていないので、発起人に名を連ねていた嘱託として雇用延長している同室のHさんに尋ねたところ、今年定年なら良いのではないかと言われたので、往復はがきに定年前であるがと添え書きをして出席の返信をしておいた。
その後社内で、この問題が大きくクローズアップしてくるとは思っても見なかった。定年を迎えた人に等しく案内が行き届いていないようなのである。案内のあった人とそうでない人の間に、何かギクシャクしたものが醸成されているようである。
会社を離れている場合は気がつかないが、定年後に嘱託やパートとして再雇用や雇用延長されている方で、OB会の資格を持つ人が工場内で現に数名働いておられるので、その方々の一方に案内が来て、他方には不通知では面白くない。まして案内状不達の方には定年前の私に案内がされていることに疑問を持たれて当然だと思う。
発起人のHさんに尋ねたところ、発起人の人達の交友関係から定年者と思しき人の名簿を持ち寄り案内したとのことで、会社に定年者リストを求めた結果でないとのことであった。
そのために、名簿の漏れが発生したようである。今回はそんな事情からの発足総会で有るとのことで、今後については調整していきたいとのことであった。
また、会社にOB会の案内が有ったのか、社長代行として元生産部長の現役社員が挨拶に出向くそうで、先日確認に事務所に来た。
正式に社長宛に招待状が届いているのか確認した方が良いとアドバイスしておいた。当人は社長からの指示で、社長や常務が都合が悪く?欠席とのことで、出席者に生産関係が多いと聞かされ白羽の矢が当ったのである。会社主催のOB会と思っていたようである。
個人的に会費を徴収して飲食する席に会社を代表して出席するには、少なくとも発起人からの招待状か案内状が必要だと思うので、もしそれらが無く出席して挨拶すれば、招かれざる客で大恥をかくに違いないので、良く確認をしておくように言った。
ところが、昨晩発起人のTさんから電話が有り、案内状が間違いだったとの連絡があった。私が返信したハガキでまだ現役であることがわかった返信先のMさんからTさんに連絡が有ったとのことであった。
ことの経緯は良く知らないが、案内状をもらわなかった営業のKさんの話では、会社の上層部から発起人に名を連ねている元重役に連絡し、そこからMさんに流れたのでは無いかとの推測である。
折角のコミニケーションの場である楽しい会合が発足を前に暗雲立ち込めているようだ。先ずは会則を早期に立ち上げ、定年退職者のみに資格限定するのか、元社員や役員はどうするのか、最低の条件設定をしないとOB会にはならないだろう。
そんなわけで、総会の案内に対して出席辞退を申し上げた。