昨日は家内と墓参りに行った。墓掃除は先に家内がしてくれており、ただ前日から買っておいたお花と線香を持って参るだけである。
さすがにお盆である。墓掃除と墓参りを兼ねた家族連れなども目立つ。今年は家系図を作った為か、墓標や墓に掘り込んだ俗名が気になって注視していた。3つの墓の内一番古い墓に刻み込んだ名前が風化されて判読し辛い。辛うじて家系図通りのようで納得した。
続いて親戚の墓に参ったが、ここは掃除にも来られていたようである。帰るその足で、先年亡くなった叔父宅の仏壇に参りに行った。歳月は早いもので、どんどん進んでいくようだ。
隣の工場だったところを取り壊して、娘夫婦とその両親が二所帯で暮らす新居が工事中である。去年には考えても見なかったことが、現実に進んでいる。11月には移転なので、大変なことだろう。
このあと、当初神戸の温泉に出かける予定であったが、盆の交通渋滞なども考慮して、結局近場の「あかねの湯姫路南店」に出かけた。お盆を前に混んでいるものと思っていたが、それほどでもなかった。途中で外食したので1時過ぎに入館した。普段であると屋外の暑さが一番厳しくなる頃であるが、裸では心地良い風である。
いつものようにフルコースの風呂に入り、汗を流してから身体を洗い、再び水風呂に入り、屋外に出ると、丁度一つサマーベッドが空いておりそこに横たわった。周りにも同じように横になって甲羅干しをしている人も多数入る。真夏の空というより、少し曇り空なので、吹く風が気持ち良く、つい昼寝をしてしまった。水着も着ずに、タオルを下半身にチョッと被せるだけで、自然満喫であったもで、ついウトウトしてしまったようである。
1時間以上中にいたものだから、着替えて休憩室に行くと、家内が心配そうにこちらを見ていた。寝入ってしまったことを、告げるとあきれた顔をして、「そんなところで裸でよう練られるなあ」と言ったので、「チャンと前にタオル掛けといた」と言うと返事は無かった。
海辺のビーチパラソルの下での甲羅干しの写真は、この時期良く見かけるが、さすがに風呂の甲羅干しは、プライバシーから無いだろうが、面白いものだ。前に掛けたタオルがずり落ちて気がついていなくて、そのまま寝ているものや、ヨットのマストのように立ったものなど、見ようによっては男湯もバラエティに飛んでいる。
湯上りには、熱い風も涼風に変わり、今時分会社にいれば大汗をかいているだろうなあと思った。