今月初めに定年後の再就職をしてから、3日の祭日を含め、隔週の土曜日と日曜日はずっと予定が入っていたので、休日も忙しかった。今日の祭日が始めて予定無しの休日である。
いつもならバレーの練習に費やされるのであるが、体育館が音楽会のため先週から使えない状態であるので、今週は休みである。この小学校はマーチングが活発で毎年県代表として全国大会出場をしており、音楽会といっても本格的なものだそうである。
久し振りに近場の温泉にでもと、昨晩帰宅中の車の中で思って帰ってから家内に話すと、仕事の予定が入っているとのことである。膝の故障から腰痛を起こし、近くの介護福祉センターを退職してしばらく養生していたが、私の再就職に合わせたように、矢張りヘルパーの資格を生かして、短時間のパートに出かけるようになって、今日の祭日も朝から出かけた。訪問介護のようで、依頼者の自宅に直接伺うようである。
勤労感謝の日の意味合いからすると、日頃のお勤めご苦労様でした。今日は一日ごゆっくりとと言う意味合いであろうが、私達からすると、働ける喜びに感謝したいと思う。
定年後一日も空けることなく、続いて希望通りの仕事に就けて、前社よりも好条件の提示をしていただいたので、満足して感謝している次第である。
団塊の世代の走りという今年、同期の人達も定年退職したり、労働条件を下げて継続雇用をしたり、転職をしている人も多いことと思う。来年はもっと増えるのであるが、ここに来ると、矢張り、仕事に生きがいを持たせる動機づけ、モチベーションを如何に持ち続けるかの労務政策が必要と思われる。残念ながら、「老害」扱いの前社には、今後考え直さないと、精鋭の少ない少数精鋭の会社になってしまいそうだ。
先日も、前社で私よりも早く退職した、Hさんが会社に尋ねに来られて、立ち話であったが昔の会社の思い出話に花が咲いたが、彼の勤務する会社には元役員や課長がいて活躍中であるという。彼も課長職であった。「外に出た者が生き生きしていますね」と笑って答えていたのが印象に残った。
また定年の退職挨拶を送っていた元役員のYさんからも会社に電話が入り、話しを伺うと、Yさんは転職先で役員に就任されておられ、この会社も前社の社員が数名活躍中だとの話で、相変わらず笑い声で話しておられた。
意気に感じて仕事をしているような、退職組の様子である。仕事に燃えているのに、水を差すような施策は、折角教育投資をしてきたのに、損なことである。
私は、今日はゆっくり次回の冠句の課題の宿題に挑戦しようと思っている。昼からは自動車のオイル交換に出かけ、ついでに灯油も買って来て、先輩から頂いた来年の年賀状のCDを見てみようと思っている。