前日から宿泊していた上の孫二人と娘を誘って
「太陽公園」に行った。以前からここに万里の長城などがあると言うのは知っていたが、所詮ミニチュアと思って素通りしていたが、昨今ここの話をネットなどで紹介されていたので地元の名所を知ることからも決行した。
孫は前日から「爺ちゃん明日はどこへ行くの?」と尋ねていたので「世界一周」と返答していた。小学に入学したばかりの孫には外国名すらしらないので、どこの国の名前を知っているか尋ねていた。
今朝も車に乗ってから、「世界一周だったら、お弁当が足らないで」と家内が朝作った弁当を見て、昨日のことを思い出し、相当遠出するものと思っているらしく、「これだけだったら、オランダまでやな」と分かったような一人前のことを言うので、「オランダってどこのこと?」と尋ねると何も分かっていない。何故その国名が出てきたのかもわからないままであった。
例によって車内でクイズが始まり、知っている国を上げさせ、そこの有名商品とか知っていることを答えさせるものであったが、親にしても家内にしても知っている国すら少ないので、クイズは続かなかった。
そうこうするうちに、車は到着して入場券を買い求め早速パリの凱旋門からの入場である。次から次に石像が立ち並び孫たちはその像の格好をしたり、獅子などの上に乗ったりと、走り回っていた。
中でも秦の始皇帝の
「兵馬俑」は圧巻である。現地に行ったことは無いが、歴史書などで見た発掘現場そっくりに、再現されているようで興味を覚える。その後家内は足の痛みを訴え、前の休憩用ベンチで荷物の番と4ヶ月の孫を抱いて寝かせると待つことにして、奥へと進んだ。一番奥にはピラミッドが有り、その中も入れて、大きな石のドアを開けるとツタンカーメンの黄金マスクが暗闇の中で展示されていた。横の五百羅漢像では孫達は気に入った像の前で同じポーズを取ったり、挙句は像に上りだす始末であったが、信仰の対象では無いと思い許してもらった。その横には天安門広場があり、大きな広場でさながらニュースに登場する光景であった。奥の方にも未だ施設があったようであるが、孫たちも汗をかいてしんどそうであったので、万里の長城から引き返して、家内の待つっているベンチで昼食を取った。
実に壮大な敷地に何故一体このような施設を作ろうとされたのか不思議に思い、そこを後にして、今月オープンした姫路市の施設の
「ゆたりん」の温泉へ行った。週末にしては随分空いているようであった。見知らぬ施設や、初めて尋ねる施設はこちらまで興味津津である。