昨日は「クリーンデー」と称して工場の勤務者は営業や間接部門を含めて休日出勤となった。
午前中は、最近のクレームによる自己分析報告と再発防止に関する品質向上の教育がなされた。
工場のトップを始め、各職場の係長にまで至る自らの業務内容から、ロス削減や異常報告についての報告がなされた。30名程の少人数の工場であるから、役職者だけによる伝達よりも、全員参加による周知徹底の方が十分で効果的であると思う。
また担当者がそれぞれの職務内容からロス削減やクレーム防止について、共通の認識で発表すると言うことは、職務に精通してとても良いことである。
午後からは、本来の「クリーンデー」に基づき清掃が各職場単位で行われた。実質いくら良い名目であっても、終日の教育研修となると飽きてしまい、座学だけでは居眠りも出てくる。正直半日にしても、居眠りで船を漕いでいるものも見受けられた。
製造では日曜日と昨日の休日を利用して2日間でのオーバーホールや空調改善なども朝から工事されていた。蒸し風呂のような職場も、中に入ると外気を数箇所から引き込んで換気扇が回っており、何も生産していないと涼し過ぎる位いであった。
職場の環境改善で作業ミスを少なくするようにとヒューマンエラーの防止策の一環でもある。一度には改善は出来ないが、小さなことから一歩ずつ、「コツコツと」改善してゆけば良いのではないだろうか。