先日運転免許の一般講習会に参加した。無事故無違反であれば即日運転免許証を発行されるのであるが、私の場合4年前に山崎町でスピード違反歴があったので、この講習となった。
スッカリ忘れていたのであるが、この夏の安全運転期間中に優良運転手の表彰があることを偶然思い出し、銀賞を受賞してからもう5年以上になっており、ここ最近違反や事故歴がないので、金賞受賞の手続きを行った際に、交通安全協会より4年半前に違反歴があるので、今回の申請はもう一年先送りとなるとのことで、違反を思い出した次第である。
そのため運転免許証の更新にまで、時間を要することと成ったものである。
50人近くが薄暗い部屋に集まり、午後4時から定刻開始された。予め受付で配布されたテキストやパンフレットなど盛りだくさんあり、到底1時間で説明できない量であった。
案の定冒頭講師は、家で読んで欲しいと要請していた。そして連絡事項など早口で喋り続けた。その中で、これだけは守ろうと言っていたのが、左折、右折時の合図と進路変更時の合図である。全く同感である。交通安全運動時には、これだけでも厳しく指導して欲しいと思っていた。
教官も言っておられたが、今や信号でも合図の信号を出して止まっている車は少なくなってきている現状である。信号が変わり進めの状態になってから信号を出しているのである。
早くから右折合図を出してもらえれば、後ろについて、急に右折れ信号を出すものであるから、こちらは前車を避けようと左の進路変更を取ろうと合図を出すが、それを避けて左側を後ろからスピードを出して走行するものであるから、割り込まれず、結局前の車が右折れすべく進んだ際に前が開き、今度は左側への進路変更をやめて直進する運びとなる。
もし事故でもあったら、原因を作ったのは合図を出さない右折れ車の責任である。始めから法定どおりにウインカーを出しておれば、決して後ろに付かなかっただろう。
最近この手の交差点内の渋滞が目に付く。信号が赤で変わっても、強引に右折する車もある。横から見るとこの車の横柄さと思いたくなるが、この車の対向車で直進車が黄色信号で待ってやらないため、この車は右折できず、交差点内で立ち往生する羽目となるため、あわてて交差点を脱出したものである。
もう少し事故分析を広く見てもらって、単に当事者同士の接触や衝突だけでなく、その前にこのような腹立たしい要因がその前に無かったかを調べて欲しいものである。
ウインカーの音が待っている間煩いのであれば、車内は点滅のシグナルだけに改善するなどすれば良いのである。(音の有無と信号を出すことは別問題だと思う)何故信号を出さなくなったのだろう。進路変更の30秒前の合図などをしているのは、現状ではバスくらいではないだろうか。それほどルーズに成ってきている。
また薄暮時の無灯火運転の車も多い。自分の車のバッテリーの消耗を気にして走っているのだろうか。それにしては、カーナビや音楽CDなどもつけている。自分の視力を過信しているのかも知れないが、事故の要因になりかねないことは、信号の合図出しと同様だと思っている。