28日はどことも御用納めの日である。どこともとは言い過ぎで、公務員の場合と言い換えた方が良いだろう。それに右に並んだ大手の企業が中心となる御用納めで、消費者主体のサービス業では、そうともいかない。交通機関関係では年末年始と言えども休むことは出来ないし、公務員でも警察や消防、医療関係では一部の人が当然出勤となるだろう。
当社も本来ならば28日で最終日であったが、1月の4日との振り替え出勤で29日も出ることとなった。当然誰しも連続休暇を望んでいたので、依存は無い。
しかし製造部門は22日の土曜日の一斉休日に都合で急遽出勤となったため、29日は振り替え休日となる。29日から1月6日までの間9日間の長期休暇となる。今だかってこのような連続休暇はないようである。
私達の事務部門は29日は出社であるが、翌日から8日間の休暇となる。たまたまカレンダーでは振り替えをして、このような形になるが、矢張り注文等が少ないことに尽きる。
会社のトップ陣は4日には出社して、例年通り、銀行等のあいさつ回りをするそうであるが、今年は経営的にも不祥事が有った年なので、来年の捲土重来を目指していることと思われる。
28日の帰社間際に全員召集がかかり、役員から今年の労と来年に向けての飛躍を訴えられた。折りしも年末から工場のトップが急病で入院し、この日に退院との連絡が入った。居なければノビノビ明るくなる風土は、問題を残したまま年越しである。
お歳暮の従業員均等配分をしたが、ベテラン社員からは年々少なくなって来ているとのことである。会社の勢いもそのようなことで、従業員は察知するのである。