外出して姫路市内の県民局に出かけることにした。自分の仕事であるから自分で決めれば良いのであるが、総務一人であるので何かと雑務が多く、出かけるのが延び延びになっていた。
昨日は菓子博が始まり、交通渋滞も心配されていた。出張は菓子博の始まる前にと思っていたが、開会式当日の来客予定も無く、時間も取れ、社用車も空いていたので、結局出かけることにした。
実は私用ながら同じ県民局に用事があった。出かけるには休日を取らなければならなかった。土曜日は官庁休日であるので、その用事のためには一日有給を取らないと駄目であった。
私の用事は、家内が昨年末に障害者に認定されたので、通院に利用する車両を自動車税の免除申請を行なう手続きだったが、車両名義の変更などから新年度まで待って欲しいとのことであった。再度市役所での生計同一証明書を取ってから、県民局に行った。先に会社の用件を済ませてから、別のフロアの県税事務所の窓口で係りの人と話をし出したとたんに突然、室内の照明が全て切れた。丁度正午の合図のようで、一斉に席を立ち出した。まるで追い出しの合図のようである。
窓口女は、管理職と思しき人にチェンジして申請を行なった。約20分程の時間外?処理である。恐らく管理職であるから、そのような超過勤務時間は申請しないであろうが、逆に自分も出張の合間の処理である。それでも午前の休憩分と、昼の休憩時間分は放棄である。言ってみれば休憩時間に、たまたま社用車利用で、私的なことをしているのである。公私混同といわれても仕方が無いが、もし休暇を取ってこの手続きをしても、簡単な手続きであるからそれ程時間は掛らないが、休暇を取る方が、会社に迷惑が掛ると思われる。遠慮して、自分の休憩時間を利用した方が早く処理が出来、会社にとってはメリットがあると思われるが、果たしてどうなのだろうか。勿論お伺いを立てることもしないが。