チョッと涼しくなっただけなのに、会社の駐車場で「つくつくぼうし」と「ひぐらし」を同時に聞いた。自分的?には、この二種類の蝉は例年初秋を感じさせるものである。お盆を過ぎてから、涼しい山の風を感じる頃の季節の到来と思っていた。
まだ8月にも入っておらず、お盆はまだ先のことなのにと思っていたが、一昨日の荒れた天気で雷雨が一辺に気候を秋に近づけたようである。
冷たい雨が地表の熱い山間を打ち付けて蒸気となったガスが発生していた。昨朝の出勤時にも引き続き山肌はガスを巻き上げていた。
久々に一昨晩はクーラーや扇風機の世話にならずにひんやりとグッスリ休むことが出来た。翌朝の散歩も快適である。初秋の冷んやりした空気が感じられた。
昨日のニュースでは神戸の東部地区で河川が氾濫して、大変なこととなっている。テレビで見る限り、自然の河川と言うより人工河川の感じがする整備された、河川公園の感じがする。まさかそのような都会の親水河川での氾濫は誰しも考えていなかっただろう。姫路でも落雷により死傷者が出ている。このところの荒れた不安定な気候は各地で災害をもたらしている。
梅雨明けは昔から雷を伴なうキツイ雨が降ったが、このところの雨はキツイ雨でなく、熱帯地域の豪雨のようなスコールを降らしているようである。各地で記録的な雨を降らしているのは、まさしく異常気象そのもののようにも思える。日本は温帯地域でなく、亜熱帯地域に入っているのではないかと思いたくなる。海流の影響も含めて大きな影響が出るから、公表が差し控えられているのだろうか。
チョッと涼しくなっただけなのに、蝉はそんなにあわてて地中から出てきて、この暑さでどう過ごすのであろうか。涼しくなる前にバテテしまわなければ良いがと按じてしまう。それとも秋は近いよと告げてくれているのだろうか。