昨日は私の62歳の誕生日であった。元気に生んで育ててもらった両親に感謝である。もうこの歳になると誕生日そのものには喜びを感じないが、子供や孫達がいつまでも気を使ってくれているという気持ちが嬉しい。
前日から孫が泊まりに来ており昨日の朝、家内の一時外泊許可が出て病院への迎えで一緒に出向き、帰る途中に家まで送って行った。出発前に町内の神輿の巡行が自宅前を通過したので、それを見送ってから出かけた。
前日も買物がてら、冠句の地巻の配達もあったので、孫を連れて福崎までドライブしたが、道中実に多くの神輿の列に出合った。土曜日、日曜日と各地で祭りが一斉に行なわれていたようである。
昨日も、町内はもとより他町の見越しに出合った。正しく播州一体が秋祭りで、一昨日など実に何基の神輿に出合っただろう。各地域によって四手棒の色や半被の色が違っており、実に艶やかである。
昨日は、娘達から誕生日のお祝いということで、孫から直接プレゼントを頂いた。長女のところなど、まだ2歳前の片言しか言えない孫に、玄関先からプレゼントを持たす演出で、喜びも倍増である。
夕食は息子夫婦と一緒に近くの鶏料理の
「石やき地鶏 歩゛ら歩゛ら」店に初めて行った。その前に神戸にプレゼントの買物に出かけたらしく、祭りなどの交通渋滞で遅くなったようであるが、自分の身には似つかないブランド品を頂くことになった。それから楽しい話をしながらの食事であった。
息子夫婦の日々の有様が、嫁を中心とした会話から想像がつく。買物一つでもドタバタしているようであるが、二人で何時も二人三脚を地で行っている感じがして、可笑しくも微笑ましく、口出し無用と聞き入っていた。
私は職場婚ではあるが、会社のことは家では家内に話さなかった。息子も職場結婚であるが、二人は全く隠すようなことは無く何でも話し合っているような感じがした。それはそれで、良いことであり、息子の足らざるところは嫁にカバーして頂くしかないと思っている。願わくば早く内孫誕生となってもらいたいものである。